Flatbar

平鋼について

鋼材の花形ではないけれど、
あらゆる製造業で活躍します。

加工性・耐久性に優れる平鋼

平鋼とは、長方形の断面に4面とも熱間圧延された鋼材。フラットバーとも言います。一般的な厚板を切断して使う場合の材質の変化や反り、曲がりの心配がなく、サイズも厚さ・幅・長さを自由に選べるバリエーションの豊富さから、自動車、産業機械、建築、土木、橋梁、船舶、家具家電など、あらゆる製造業で活かされています。特に丹羽鋼業では、扱う平鋼が高精度・高品質であることはもちろん、短納期、コストダウンなど、お客様のかゆい所に手が届くノウハウを多く持ち合わせています。さらに形鋼や鋼板などの商品も豊富で、鉄鋼商社としての機能は十分です。ぜひ一度、丹羽鋼業をお使いください。

平鋼のメリット

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プレス打抜き加工時のムダ工程が省略できる!

加工工程
を省略!

お客様が必要とする最終製品と、同じ幅・寸法の鋼材を用意できることが平鋼のメリットです。一般的な厚中板を使う場合、幅断ち工程に時間のロスとコストがかかりますが、平鋼であれば届いてすぐに、プレス打抜き加工から始めることができます。

Merit02

ニアネットシェイプで大幅なコストダウン!

加工工程
を省略!

平鋼の断面が台形や凹型、凸型などの形状となっている「異形平鋼」のバリエーションも丹羽鋼業の特徴です。二アネットシェイプ(最終製品に近い形状)で提供することで、ムダな加工時間のカットや大幅なコストダウンが可能になります。

Merit03

最終製品と全く同じ断面形状で提供できる!

ご相談に応じて、お客様の最終製品にピッタリ合った断面形状の「異形平鋼」をご用意することもできます。前工程での余計な切削加工や切断が不要となりますので、お客様はスピーディに最終製品に向けた準備に取りかかることができます。

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フランジ材、リング材の歩留まりをカット!

歩留りロス
を減少!

例えば、リング材をプレス打抜きで作る場合、最終製品に使えない廃材が多く生じますが、テーパー平鋼と呼ばれる異形平鋼を使えば、材料をムダ無く使ってリング材を製造できます。こうした鉄鋼商社としてのノウハウ、アイデアの差がお客様の利益に直結します。

平鋼の活用事例

自動車業界

加工性が良い平鋼は、身近な普通自動車や大型トラック・トレーラーまで、フレーム・フランジ・板バネ・ウェイト等の様々な部品に使用されています。適正サイズの平鋼を使用することで加工回数を減らすことができるため、お客様の製造現場のコストダウン・生産効率の向上に平鋼が役立っています。

産業・建設機械業界

フォークリフトやショベルカー・トラクターなどは、常に動きを伴う過酷な使用条件に耐える鋼材が求められています。そのような条件下でも、耐久性に優れた平鋼が活躍しています。品質・寸法精度に優れた平鋼は、安全性が強く求められる産業機械・建設機械にも多く採用されています。

建築業界

住宅から高層ビルまで、様々な建築物に平鋼が使用されています。「広幅平鋼」はビルドHやスプライスプレート、「開先平鋼」はコラムの裏当て金などとして使われています。平鋼は自由にサイズ選択ができ、加工性にも優れているため、工期短縮やコスト低減に大きな効果が期待できます。

土木業界

土木業界では、道路の敷設工事、公園や宅地の造成等で平鋼が活躍しています。道路の溝蓋(グレーチング)や建築基礎杭の強度補助材(鉢巻平鋼)などで使用されており、施工性と安全性を向上させる材料として、都市の基礎を支えています。

鋼材に関するコラムを発信しています

2022年より運営する鋼材の加工をサポートする
Webサイト「鋼材加工技術Navi」にて、鋼材に関するコラムを発信しています。
平鋼の特徴や鋼板との違いについて紹介したコラムもありますので、
ぜひご覧ください。

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